実話怪談本作品データベース

実話怪談作家の皆様へ ―― 謝辞とお願い

実話怪談作家各位におかれては、日頃よりお世話になっております。
このたび後学のため実話怪談本のデータベース作成を進めていこうと思い立ち、僭越ながら作家各位が心血を注いだ作品にメスを入れております。
中にはこのような解剖学的な作品分析を快く思わない方もあるかもしれませんが、出来得るだけ精確に作者の意図するところを汲み取り、怪異の真相を明らかにしていく所存であり、御寛恕いただくよう願います。
それに伴い、データベースで公開した怪異の分類について、作家本人の意図したものと明確に異なる提示があった場合、その点を御指摘いただくことを併せてお願いします。
一個人の単なる粋狂ですが、ご教授いただければ幸いです。

末筆ながら、これからも数多くの実話怪談を精力的に紡ぎ出し、多くの読者の心を打ち震わせる作品が現れることを期待しております。


塩塚達摩

サンプルとダウンロード

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注意:ここで提供する怪異分類データベースでは、全作品において内容のネタバレを含んでいます
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2024年2月23日作成分(怪異分類を除く)

コンテンツ

【実話怪談本作品データベース】は、以下の内容によって構成されています。

書誌情報

  • タイトル名 ―― 各著書掲載の作品名
  • 著書名 ―― 書名
  • ページ ―― 各タイトルの先頭ページ数
  • 著者 ―― 各作品の作者名(共著の場合はその作品の著者名のみ記載)
  • 出版社 ―― 発行会社名
  • 発行日 ―― 奥付記載の年月日

作品情報

各作品(怪異体験)における怪異をカテゴライズした情報。作品内に表記される内容から得られる情報を元に、可能な限り客観的に分類。なお分類については、《超自然現象》であるが故に個々の現象事例に対して明晰な区分が出来ない場合、また著者による意図的な曖昧表記や分析者による偏奇独断を端とする誤解が生じる場合があることを、あらかじめお断りしておく。

  • 現れた事象事物 ―― 怪異の主たる現象の分類(複数怪異の場合最も顕著な怪異に限定。以下同)
  • 事象分類 ―― 怪異現象の具体的パターンを階層的に分類
  • 事象内容 ―― 個々の現象の具体的な内容の明記
  • 媒介器物 ―― 怪異・体験者等に関係する、象徴的あるいは補足的な器物を分類
  • 遭遇場所 ―― 怪異が発生した場所の大まかな区分
  • 遭遇場所分類 ―― 怪異が発生した場所の中程度の区分
  • 遭遇場所内容 ―― 個々の怪異の具体的な発生場所、または発生時の状況説明
  • 後日談 ―― 怪異体験後に明らかとなった結末・原因・怪異状況の分類説明
  • 目撃採話情報 ―― 体験者の区分・人数・提供者との関係の分類
  • 地名情報 ―― 怪異発生場所として記載される具体的な地名や名称
  • 職種 ―― 体験者あるいは関係者の職種や身分などの分類
  • 話型分類Ⅰ~Ⅸ ―― 心霊科学分野でトピックとなる現象、または怪談の特記すべきジャンル
  • キーワード ―― 特記事項や補足説明、または怪異の展開のフローチャート式説明

データベースについて

仕様

Excel2013のテーブルで作成されています

利用にあたって

  1. 下部のボタンよりデータを自由にダウンロードしてください
  2. ダウンロードしたデータは、個人利用については特に申請などは必要ありません
  3. 個人による利用の場合でも、データそのものの再配布行為については商用利用とみなします
    再配布行為:全データの完全コピー、または上記《作品情報》部分の完全コピーを指す)
    商用利用:第三者に対してデータを公開し、それを以て直接金品を受け取る行為を指す)
  4. 企業や個人によるデータの完全または一部商用利用の場合、事前承諾を必要とします
    またこの場合、有償にて提供といたします
  5. 事前承諾なく商用利用が行われたことが発覚した場合、直ちに然るべき対応を取ります
  6. 違反行為が確認される、またはトラブルが発生した場合は、公開を停止することがあります
  7. このデータベースはあくまで個人の趣味の産物であり、商用は目的としておりません
    ただし著作権の放棄はしておらず、最終的に「幽冥 真怪録」作者・塩塚達摩が保有しております

データ修正について

  • データ内容に明らかな誤りや疑義がある場合は、塩塚達摩(@tmeitei1)までご連絡ください
  • 精査した上で修正の可否を決め、修正の場合は直ちに該当箇所の変更をおこないます
    データベースの分類は未だ発展途上につき、一個人で吟味して精度を高めたいと思います