「実話怪談本」怪異分類DB

お知らせ

「実話怪談本」怪異分類データベースを公開しました。
かなり多くの情報を詰め込んでいますので、ページ上で閲覧されるよりもダウンロードしてデスクトップPCなど画面の大きなものでゆっくり見ていただく方がよいかと思います。
念のため申しておくとこのデータは2シートあり、1つは各作品ごとに怪異分類をまとめたもの(1作に複数怪異があるとみなした場合は複数データに分割)、もう1つは怪異分類のカテゴリーの定義(説明と判断基準)をまとめたものとなっています。

このデータベースは「どの話がどの本に掲載されており、どのような怪異内容であったか」を検索する目的で作成されており、怪異内容をカテゴライズすることによって、類話を確認したり、あるいは作品を絞り込むことが可能になっていると思います。また逆に「カテゴライズされている怪異を選り集め、その個別の具体的な状況を集約する」目的もあり、心霊研究の素材として実話怪談本を最大限に活用することを意図しても作られています。
(実際には、このカテゴリーごとに分類されたデータベースと並行して、より具体的な怪異内容から検索出来るように作られた「要約文」形式のデータベースを作成しております。ただしこちらは非公開)

ということで、先日公開した書誌情報と共に、これから年に数回単位で更新を進めていくことでデータベースを充実させていくことになります。

それと同時に、カテゴライズされた怪異内容については、それぞれ個人的な心霊観に基づいて分類すべきという判断がなされており、それについては別途《心霊談義》としてこのサイトで断片的に公開していくことになります(本当はかなり体系立てられた論が存在しているのですが、新興宗教を興す気もないので、興味ある部分だけ思いつくままで)。

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